ューヨーク在住のアルフィスタにしてここのBBSの常連メンバーのいわもとさんが送ってくれた、彼の75の「代車」のFIATディーノなPHOTO。
ジウジアーロがベルトーネ在籍していた頃の最後の作品。発売は彼がギア社に移った後だった。

こういうきれいで天真爛漫なクルマも、今の日本では文化とはみなされない。クルマっていうのは、普及すればするほどその使用効率や存在意義が高まるという、いわゆる工業製品の「民主化」と基本的に矛盾していながら、最も高度な工業化を要求されるナゾの工業製品である。誰しもがクルマを運転し、誰しもがクルマを買える世の中は果 たして文化的でいい社会なのか?それが例え無公害であってもだ。(2000/10)



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© Chihiro SATOW