ぐうたら犬と暮らそう

ノーリード訓練について

このページでは、家庭でできるノーリード訓練について説明しています。

ノーリード訓練とは「見えないリード」を犬とリーダーとの間に作り上げる事です。見えないリードとは、犬がどんな状態であってもコントロールできる状態のことです。

リードをつけていても、引きずられたり制御の効かない状態に陥っている飼い主さんがいます。
実は、その飼い主さんがリードを付けた状態でコントロールできないのは、リードを付けているから。。。という逆説的な理由がある事に、ある日僕は気付きました。

本当は、ノーリードの方が、犬の制御を覚えるのには犬にとっても人間にとってもはるかに楽な事が多いのではないか?
リードを付けた時のコントロールより、むしろリードを付けない時のコントロールの方が先じゃないのか?

試してみると、それはまさにその通りでした。
ノーリードで犬を制御できれば、リードをつけた状態ではより一層の自在なコントロールが可能になります。それを実現するのが、この訓練の目的です。

決してノーリードで犬を飼うための方法ではありませんのでご理解ください。

素人の僕が、敢えて自己流かつまだ整理と実験の途上であるノーリード訓練の方法をWEBで公開してみようと思った背景には、決して良い方向に向かっているとは思えない現在の家庭犬を取り巻く日本の状況があります。これを読んで下さることで、何かの思いを持って下さったらそれで意味があったかなと嬉しく思います。

このページの内容の利用、引用、実践はご自由になさって結構です。実践してみて感じた事、内容についてのご意見やご指摘の点を是非とも教えてください。賛同でも反論でも、あるいはもっと素晴らしいアイデアを思いつかれても、嬉しいと思います。また、明らかに間違っているという部分について、特に専門家の方からのご指摘を頂けると嬉しいです。情報をより正しく、より役に立つものにして、より多くの方と共有できるのが、これを書いた目的のひとつです。

一人でも、犬に引きずられて転倒してしまったり、犬との関係に悩む人が少なくなりますように。


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